総括2012

4月からカナダに滞在して、9か月が過ぎました、、、いろいろなことがあったような、たいしてなんにもなかったような、今の時点ではなんともよくわからないのですが、一つ言えるのは、現在のなんともいえない状況に慣れることができた、といいますか、慣れてしまった、といいますか、、、いずれにしても、今年もまた、不意に発生するさまざまなイベントを楽しみながらやり過ごしつつ、修養を積む1年にしたいです。

 そんななか、いくつか研究プロジェクトをすすめてきました。ちゃんと仕事を、飲み食いばかりじゃないぜ、というところを、さりげなくアピールいたしますと、、、4本のディスカッション・ペーパーを公開: 

  1. Perpetual Leapfrogging in International Competition, MPRA Paper 43029, revised December 2012. 
  2. From China with Love: Effects of the Chinese Economy on Skill-biased Technical Change in the US (with Angus C. Chu and Guido Cozzi), MPRA Paper 40555, August 2012.
  3. The Struggle to Survive in the R&D Sector: Implications for Innovation and Growth, CUIE Paper 1203, August 2012.
  4. Patents versus Subsidies in a Schumpeterian Growth Model with Endogenous Market Structure (with Angus C. Chu), MPRA Paper 41083, August 2012. 

まだ書ききれてないものも数本、、、の中で、すでにプレゼンテーションされているものは2本。(共著者のプレゼンも含めて。)

  1. Chaotic Industrial Revolution Cycles and Intellectual Property Protection in an Endogenous-Exogenous Growth Model (with Makoto Yano)
  2. Technological Change and International Interaction between Environmental Policies (with Yasuhiro Takarada)

まだまだこれから、というのもけっこうあって、、、犯罪についてであったり、アウトソーシングについてであったり、、、あとは、発明、特許の幅(breadth)、市場の質。今年も研究三昧します!そしていつか結果がついてくることを祈りつつ、、、

 

Featured Topics

Political Fragmentation versus a Unified Empire in a Malthusian Economy (with Angus C. Chu and Pietro Peretto) が, Journal of Economic Behavior and Organization にアクセプトされました. (2024年4月)

日経ビジネスの「グローバル・インテリジェンス」に矢野誠氏 (京都大学経済研究所特任教授) との共著記事「産業革命サイクル生む「市場の質」 好循環生み出す政策を」が掲載されました! (2023年5月)

Two-Dimensional Constrained Chaos and Industrial Revolution Cycles (with Makoto Yano), Proceedings of the National Academy of Sciences 120 (5), e2117497120 が公刊されました (2023年1月)

愛知大学経済学会主催のセミナーシリーズ「ささしまセミナー」が順調に開催中です!