感想文(カナダ経済学会)

発表、討論、座長を同時にこなすのは大変にしんどいことに気づきました。英語だと特にひどいはなしです、、、徹頭徹尾、ふわふわしていたようです。時間を測る、みたいな雑事にも、英語だと意外に思考回路を奪われるみたいで、、、最後セッションを締める段階で、時間の計測から解放されて、ようやく本来の自分を取り戻せた気がしました。

 ところで、カナダに帰ってきて思い出したのは、泳ぎを競うレベルに達していない、という事実です。いかに長くしぶとく溺れていられるか、が現状の勝負所なんだなと。抽象的ですが。速く泳げるようになりたい、、、そのためにはもっと集中的かつ包括的な英語のトレーニングが必要なのかも、との感を深めました、いまさら。朗報は、他の発表者たちがはっとするくらいとてもいい人たちで、研究も本質的でおもしろかったことです。

近況

Love of Novelty: A Source of Innovation-Based Growth... or Underdevelopment Traps? (with Tat-kei Lai and Kenji Sato) が  Macroeconomic Dynamics にアクセプトされました (4/12)

Two-dimensional constrained chaos and industrial revolution cycles (with Makoto Yano)” が Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS) に掲載されました! (1/27)

愛知大学経済学会主催による、新しい経済学研究のセミナーシリーズ「ささしまセミナー」を始めました!