夏休みのはなし

採点が、終わった、ようやく。今年はひどく時間がかかりました。やる気の問題もあったが、加齢感がとにかく体にまとわりついて、どうしようもなく、この遅れは避けられなかったです。あさってからは、ポルトガル出張で、共同研究者たちとミーティングしたり、ヨーロッパ経済学会での、共同研究者、Antonio Neto さん(Junior Economist at OECD in Lisbon)による共同研究の報告に参加したり、ビール飲んだりします。目玉は、まさに正念場を迎えつつある、パリの友人との共同研究打ち合わせがあるので、いまから緊張しています。論文完成の、そしてパリ再訪の stepping stone になるように、なんとか目に見える成果を、小さくても、作りたい。と意気込んでます。帰国後は、高校生向けの講義の準備が待っています。いい年して、不意に意識高い系を標榜しだした者として、質はともかく、けっこう充実した夏休みになりそうじゃない?と、そこはかとなく、慎ましやかに、誰かに大声で伝えたくて、小さい自分を少しでも大きく見せたくて、このネットの極辺境地帯に書きました。読んでくれた方、どうもありがとう。(写真はポルトで、今度はリスボン。)

近況

日経ビジネスの「グローバル・インテリジェンス」に矢野誠氏 (京都大学経済研究所特任教授) との共著記事「産業革命サイクル生む「市場の質」 好循環生み出す政策を」が掲載されました! (5月)

Love of Novelty: A Source of Innovation-Based Growth... or Underdevelopment Traps? (with Tat-kei Lai and Kenji Sato) が  Macroeconomic Dynamics に掲載されました! (6月) 

Two-dimensional constrained chaos and industrial revolution cycles (with Makoto Yano)” が Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS) に掲載されました! (1/27)

愛知大学経済学会主催による、新しい経済学研究のセミナーシリーズ「ささしまセミナー」を始めました!