下学下学下学、、、(上達?)

下学上達。「身近で容易なことから学んで、だんだんに高度で深い道理に通じること。また、手近なところから学び始めて、次第に進歩向上してゆくこと。「下学」は初歩的で卑近なことを学ぶこと。「上達」は高遠な道理に通じること」(Goo 辞書より) とあって、へえそうなんだと、ちょっと勘違いしてましたね。

 

 「下学=初歩的で卑近なことを学ぶこと」をずっと続けていくことで、「次第に進歩向上する」とか「だんだんに高度で深い道理に通じる」のように意識的な感じでなくて、不意のジャンプというか、黙々と下学していると(基本、地味)、長いことし続けていると、気づいたら、あるいは気づかないうちに、深い理解、洞察、vision を得るている(かもしれない)という風に考えていました。(行為自体は下学のみ、というイメージ?)

 

 あらゆる間違いには意味があると言いますけど(本当かな?)、私にとって研究って本当に、下学以外何物でもないので、自己正当化に寄せてさりげなく勘違い、してたのでしょう?

 

(写真について。わたしの体重計によれば、コロナ前と比べ、10キロ弱、太ったらしい。信じられない気もしましたが、そういえば、久しぶりに着たシャツの首ボタンがまったくだったので、信じることにしました。早速、人目を忍んでウォーキングした時、江戸川(かな?)沿いで撮った、一葉(人間失格を思い出す数え方ですね)。)

近況

Love of Novelty: A Source of Innovation-Based Growth... or Underdevelopment Traps? (with Tat-kei Lai and Kenji Sato) が  Macroeconomic Dynamics にアクセプトされました (4/12)

Two-dimensional constrained chaos and industrial revolution cycles (with Makoto Yano)” が Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS) に掲載されました! (1/27)

愛知大学経済学会主催による、新しい経済学研究のセミナーシリーズ「ささしまセミナー」を始めました!