基盤研究C「停滞するビジネス・ダイナミズムと経済成長に関する定性・定量分析」

(課題番号 22K01405)

研究期間:2022年4月〜2026年3月

研究代表者:古川雄一(中央大学)

概要

  • リサーチクエスチョン: ビジネス・ダイナミズムはなぜ停滞しているのか?停滞するビジネス・ダイナミズムが経済成長に与える影響は?
  • 参入・退出率, 企業の年齢・規模分布など, ビジネス・ダイナミズムを特徴づける要因が内生的であるような, R&Dに基づく経済成長モデルを構築.
  • ビジネス・ダイナミズム停滞の原因とその経済成長への影響を定性・定量両面から分析.
  • 具体的には, 知的財産保護と金融政策に注目し, 国際的な進展がみられるこの分野の研究を, さらに発展させることを目指す.

近況

日経ビジネスの「グローバル・インテリジェンス」に矢野誠氏 (京都大学経済研究所特任教授) との共著記事「産業革命サイクル生む「市場の質」 好循環生み出す政策を」が掲載されました! (5月)

Love of Novelty: A Source of Innovation-Based Growth... or Underdevelopment Traps? (with Tat-kei Lai and Kenji Sato) が  Macroeconomic Dynamics に掲載されました! (6月) 

Two-dimensional constrained chaos and industrial revolution cycles (with Makoto Yano)” が Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS) に掲載されました! (1/27)

愛知大学経済学会主催による、新しい経済学研究のセミナーシリーズ「ささしまセミナー」を始めました!